30代になった今でもずっと脳裏に焼き付いて離れない出来事がある。
「いじめ」
私が小学生のときに経験したことだ。
当時、いじめっ子たちは私と同じクラスにいて、授業中以外は私にちょっかいをかけてきたり、嫌なことを永遠としてくる。
休み時間になると、無理やり手をひっぱられて、人目の少ないところに連れていかれ、太っていることをネチネチ言われたり、人格否定をされる。
幸いにも暴力を振るわれたことはなかったが、小学生の小さな小さな心には日々ダメージが蓄積されていった。
家に帰っても、親には恥ずかしくて話せない。
小学生ながら、親には心配をかけたくなかったし、問題を大きくしたくない。
それでも頭の中は「つらい」「解放されたい」「学校に行きたくない」で埋め尽くされていた。
とある日、いじめっ子から強い語気で怒鳴られた。
「そんなんだからイジメられるんだよ!!」
「なんでも受け入れる。だからナメられるんだよ!!」
そんなこと言われても……。
いつものようにこのまま耐えるしかないと思っていたときに、ふと脳裏にひとつ疑問が生まれた。
「ん、待てよ…。何も言い返さないからイジメられていたのか?」と。
人見知りで内気な私だったが勇気を出し、翌日から言い返すまではいかなくても、堂々と振る舞うように意識してみた。
いつもは、いじめっ子たちから目を合わせず逃げるようにしていたが、こちらから目を合わせにもいった。
いじめっ子たちは、一瞬戸惑いの表情を見せた。
(なにかいつもと違う…)そう感じ取ったのだろう。
いじめっこの話し方がどこか、ぎこちない。
喧嘩というほどではないが、向こうが語気を強めてきたときに、こちらも負けないように意見もしてみた!
初めて私に意見されたいじめっこはきょとんとしていた。
こういうのを鳩が豆鉄砲を食ったような顔というのかもしれない。
そして、その日はいじめられることなく1日を終えることができた。
翌日から、いじめはなくっていた。
たった1日でここまで状況が変わるなんて信じられなかった。
「自分に自信を持ち堂々とすること。」
こんなに大切なことだったんだ!
脳内は不思議な達成感に満ち溢れていた。
けんの現在
小学生のときに、自分に自信を持つことの大切さを学んだ私でしたが、社会人になってから人間関係で悩むことが増えました。
そのストレスから体重も60kg台から102kgまで増量(^_^;)
太ったことで周りから今まで以上に蔑んだ目で見られることも(泣)
自信も完全に失ってしまいました……。
女性からも相手にされない……。
現在は、その失った自信を取り戻すためにダイエットを頑張っています!
ダイエットの様子はX(旧twitter)で発信してます!
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けんのX(旧ツイッター)https://twitter.com/kendiet12
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